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夕凪の街、桜の国

帰りがけに映画を見てきました。
ずっと気になっていたヤツですが、そろそろ終わるらしいってことでかなり慌てました。
原爆投下後の広島を舞台にしたものです。
原作はかなり前に読んでましたし、一応は戦争をテーマにしてるものですから8月前半には見ようと思っていたんですが。
その頃は上映時間が合わなかったんです。

言い訳は置いといてちょこっと感想を。
かなり原作に忠実でした。
原作は三つに区切られていて「夕凪の街」「桜の国1」「桜の国2」という流れです。それが映画では「夕凪の街」「桜の国1(2を含む)」という形になっていました。どぎつくなるであろう原爆投下直後の場面は、原作ではわざと下手な絵にしてリアリズムを排していましたが、映画でも忠実に子供の絵のような下手な絵を入れています。おかげで悲惨な場面はありませんでした。そういう場面が苦手な私にはありがたいです。
原作でたまに入ってくるちょっとしたお遊びの場面も、かなり忠実に入れています。原作ファンには嬉しい配慮ですね。
それにしてもこういう映画って泣けますねぇ。周りに結構人がいたんで、かなりやばかったです。ビデオになってから部屋でゆっくり見ればよかったかも。
ま、いい映画だったんで、それは別にいいんですが。